廃品廻収‐ 365 Dust box - | シムズ3のフリーウィル観察日記をメインに、たまに他のゲームのプレイレビューをしたり、絵を描いたりするブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted by 北の海苔 on  | 

Reスターライトショア おわりのおはなし つづき

Warning!
※ここには見る方を辛く恥ずかしい思いにさせる長いながい茶番が含まれて居ます。
それとないストーリー調です。前の話と繋がっているのかと思いきや、ほぼ違う流れです。
仕方ないので続きも見ておくわ・・・って人はよければお付き合いください!

「フランチ、ちょっといいか」
良介に話しかけられ、料理をしている手を止める。
珍しく真剣みを帯びた雰囲気だ。何か相談事したいことでも出来たのだろう。
reend31.jpg
「どうしたんですか?」
問いかけると、少し迷ったように良介が口を開いた。
「急で悪いが、布施の仕事の都合で引越す事になった」
これはまた本当に急な話だ。
reend32.jpg
「フランチ・・・お前も一緒に来ないか」
いきなりの事に戸惑っているボクに良介が誘いの言葉をくれる。
純粋に嬉しい誘いだった。
「ええ、ぜひ!ボクも色々な街の料理が知りたいですから~」
「わかった。布施には俺から伝えておく」

話している間に丁度パイが出来上がったようだ。
reend33.jpg
「ちょっと久里浜くんのところに行ってきますね」
「ああ」
良介に一声かけてから、久里浜の家へ向かうことにした。




「わあ!ご飯持ってきてくれたんだー!」
「せっかくですし一緒に食べれたらと思いまして」
こんなに喜んでくれると、ボクまで嬉しくなる。
reend34.jpg
普段は一人でご飯を食べるという話を聞いてから、一度食事をしてみたかったのだ。
「一人で食べるのつまんないからうれしいなー」
reend35.jpg
「・・・たまにでいいからさ、また一緒にご飯たべれる?」
控えめな問いかけに少し戸惑う。
こうやって食事を取れる時間は、おそらく取れないはずだから。

「すみません。ボク達、明後日には引越してしまうんですよ」

reend36.jpg

「え・・・」

一気に悲しそうな表情に変わり、久里浜うつむく。
「・・・そっかぁ。三人は遠くに行っちゃうんだー」

「急になってしまってごめんなさい」
reend37.jpg
「僕ねー、三人のことすっごく好きだったなあ。はじめてなんだ、ともだち!」
無理をしているのではないかと思うくらい明るい声だった。表情は、沈んだままだというのに。
reend38.jpg
「みんなが変わってるって、言うんだあ。僕は普通のつもりなのに」
「久里浜くん・・・」
「でも三人はそんなこと全然気にしなくってさー!たのしかった!」

reend39.jpg
「なー、離れてもともだちだって、思ってていい?」
「もちろんです!ジョージもリョースケも絶対そうだって言いますよ」

reend40.jpg
「ありがと・・・当日は絶対にお見送り行くね」
上手い言葉が見つからず頷くことしか出来ないまま外へ出るしかなかった。



「アレックス!!」
去り際、大きな声で呼び止められて思わず立ち止まる。
reend41.jpg

「い・・・」
何かを言いかけて、すぐにやめてしまう。
reend42.jpg
どこかで引き止められるのを期待している自分がいる。
緊張を悟られないようにして、次の言葉を待つ。

けれど、彼が発した言葉は寂しさを訴えるものではなかった。
reend43.jpg
「・・・行って、らっしゃい・・・」

飲み込まれた言葉を問う勇気がなくて。
そのまま彼の家を後にした。
reend44.jpg




最後に腕を引かれた時の彼の顔。
辛くて寂しそうだった。伝えるのを我慢している、そんな顔だ。
reend46.jpg
彼が誰かと一緒にいるところを見たことはない。
家族にしてもそうだ。
あの家には他に誰かが生活している様子はなかった。

彼は一人になのだろうか。あんなに広い家で、これからもたった一人で。
温かい食事もろくに知らないまま久里浜は一人になるのだろうか。

料理人を志した時、にぎやかで楽しい時間の過ごし方を自分の料理で誰かに伝えられればいいと思った。
そう思うのに今は大切な友人一人笑顔に出来ないままだ。
reend45.jpg
結局考えはまとまらずに夜は更けていった。




「準備出来たぜ。そろそろ出発・・・」
reend47.jpg

「みんな~!待って~!」
「久里浜くん!」
reend48.jpg
出発の準備は出来ているのだ。車に乗らなければ。
そんな考えも、見送りにきた彼の姿と声にすぐにかき消されてしまった。
送り出す彼が、不安そうな顔に見えたから。
reend49.jpg
「アレックス・・・どうした?」
「・・・すみません。ボク、やっぱりここに残ります」
ボクの身勝手な行動に、二人は驚いている。
当たり前だ。申し訳ないと思うのに、どうしても気持ちを変えることが出来ない。
「我侭を言ってごめんなさい。でも、ボクは久里浜くんを一人にしたくないです」

reend50.jpg
「アレックス・・・!」
小さく息を呑む声が聞こえる。
reend51.jpg
「本当にいいのか、残っても。アンタ店出したいんだろ」
「いいんです。彼の好きな料理を聞いてからでも、遅くないはずです」

焦らなくてもきっと大丈夫だ。
食事の楽しみ方を、ボクはたくさん知っているから。
上手くいえなくてそれでも強く頷いてみせる。
reend52.jpg
「・・・だったら、次はお前の店で会えるんだな?」
「もちろんです!」
そう返したボクに仏頂面の良介が少し微笑んだように見えた。

reend53.jpg
「おい、布施行くぞ」
すぐに車に乗り込んで急かすように譲治を呼ぶ。
そうして何事もなかったように去っていく。彼なりの不器用な優しさが、そこにある気がした。
reend54.jpg
「二人ともまたな」
「ええ、必ずまた会いましょうね」

良介と譲治なら、きっと二人で大丈夫だ。
またどこかで会うことだって出来る。

reend55.jpg
「僕のせいで・・・アレックス、困らせちゃってごめんね」
「違いますよ。ボクが君ともっと居たかっただけですよ~」
「でも住む家もないのに・・・」
「あっ!わ、忘れていました・・・困るといったら、そこだけは困っちゃいますね」
reend56.jpg
「・・・ね、だったら僕と住もうよ。そっちの方が、僕と一緒にいられるよ・・・!」
「いいんですか?」
「うん・・・!!」

新しく始まる生活がどんなものか、まだ想像も出来ないけれど。
ボクの作る料理がもっと沢山の笑顔を運べる未来だけ、旅立って行く二人を見送りながら願った。




「フランチがいなくなると味気ないな・・・」
「あー、まあ・・・そうだよなぁ」
「なんだ。お前はあまり寂しくなさそうだな」
reend57.jpg
「そういうわけじゃねぇよ。ただ、あれだよあれ」
「どれだ」

「・・・アンタには、俺がいるだろ?」

「薄気味悪い事を言うな馬鹿が」
「まじかよ・・・」

一つ進んで振り出しに戻って。
こうして、またいつも通り彼らの日常は始まる。







普段やらないもんだから、途中で文章が恥ずかしくてのた打ち回って死ぬかと思った。
ストーリーを作れる方々に心の底から敬意を表したいです今まさにここで。
一話目の譲治と良介ほぼ関係ないやんけとか、色々わすの頭の切なさが残りました!(^q^)

こんなぐだっぐだ感でしたが、Reスターライトショア編は今回で終わり。

また来る日までスターライトショア。


Reスターライトショアでの生活
reend58.jpg

おしまい。
スポンサーサイト
Category : The茶番
Posted by 北の海苔 on  | 4 comments  0 trackback

-4 Comments

ahiruchanet says...""
こんばんわ~
うわー!なんかいいお話ですね!!
恥かしくなる気持ちはすっごく分かるwww
私も始めて物語始めたとき、恥かしさが・・・
もう慣れましたけどw
でも今回でスターライトシェアは最後という事で
切なくもあります!でも次があるんでね!
いやぁ久里浜君が可愛いのなんのww
もう可愛い子ウォッチングですよ!
寂しそうな目がなんともキュンキュンさせてくれますな~~
あと・・・
ポーズ使ってくれてありがとうございます^^
2013.01.18 18:23 | URL | #- [edit]
LoveFlower888 says...""
北の海苔さんこんばんは!ストーリー始められたんですね♪
前回のお話から読ませていただきました!

まさかの布施君と良介君のお話でなんて私得なの!!と萌えてしまいましたよ^^
二人の強がったり軽口をたたいたりしながらも
それでも互いのことを考えていることがよく分かって
ちょっとじーんときちゃいましたwなにより二人がイケメンすぎる♪
かっこいい子と素敵なストーリーで贅沢気分でした!
特に布施くんの>「俺は講師をするために、アンタと引越す。一緒にだ」
に年甲斐もなく胸がときめきました(笑)
うーーん、布施君やっぱりステキ^^

そして今回のお話もまた久里浜くんのカワイイこと!!
アレックス君を追いかけたシーンでは思わずドキドキ!!
うまく気持ちを言葉にできないもどかしさがすごく伝わってきて・・・
このままお別れなの?と心配してたんですが・・・
やるなアレックス君!!久里浜くんもよかったね~♪
北の海苔さんのSSはかっこいい子もかわいい子もみんな綺麗に撮れていて
愛を感じます^^お話は読むの大好きなので、また続きをUPしてくださいね!

>途中で文章が恥ずかしくて これすごく分かります~w
最初私も、ものすごく恥ずかしくて最初のキスシーンとか赤面しながら
UPした記憶がwでもahiruchanetさんも言われているように慣れですよw
いまじゃどんなシーン出しても平気ですからww

またお邪魔しますね~♪

2013.01.18 21:00 | URL | #- [edit]
北の海苔 says...""
ahiruchanetさん、こんばんはー!

茶番にお付き合いありがとうございます・・・!
途中で何度も「もうやめようか!?」という恥ずかしさに襲われてましたww
自分の文章がこそばゆくなります・・・ww
ahiruchanetさんも最初の頃はやっぱり恥ずかしかったですかー!
お話いつもあんなにステキですのに(*´q`*)
北のは今回ので慣れる程たくさん作れない気がしましたw

長く住んでいたので愛着もありましたが、次の街も綺麗な景色がいっぱいなのでほくほくです!w
久里浜は自分の中でも普段怖いイメージしかなかったので、ここぞとばかりに・・・w

こちらこそ素敵なポーズをありがとうございました!!^^
おかげで思ってた話を作ることが出来ました~(*´q`*)

読んでくださってありがとうございます!
2013.01.19 00:53 | URL | #5XrOZ5hQ [edit]
北の海苔 says...""
Loveさんこんばんは^^

日記がいい区切りだったので、街を移るための茶番にとやってみました・・・w
がっ、あまりに難しくて心が折れそうでした(。□。;)

急なBL展開にしてひやひやでしたがそういってもらえてよかったですー!
二人は口と態度こそ悪いですが、お互いしっかりと信頼関係はあるという妄想です(笑)
ストーリー作ってる時だけは北のにもちょっとだけ布施がまともに見えましたww
そこが一番言わせたい台詞だったので嬉しい・・・!(*´q`*)
ただ、やっぱり台詞は床を転げまわる程恥ずかしいですw

久里浜のイメージが自分の中でまとまってなかったのですが、思ったより動いてくれました!
生活を観察しても一人でいることが多い子だったのでこれで一安心です・・・w
二人のやり取りがえらく難しかったので、まとまってそこも一安心しましたww
ほわあ(。□。;)綺麗なんてとんでもないですよー!
ですが愛だけは溢れてるので、嬉しいですっ!^^
また日記の区切りのよいところで何か出来ればなあと思います!
やっぱり慣れなんですね・・・!床を転がりながら出来る限り頑張ってみますww

長々とした茶番にお付き合いありがとうございましたー!

[拍手]д・)ヴァンの(勝手な!)モデルさん、大正解でしたww
シムズの日記をはじめた理由が彼だったというくらい北の大ファンなのです・・・(*´q`*)
ものすもおい可愛いですよね!
ただ失礼にならないよう気をつけます・・・っ!
2013.01.19 01:12 | URL | #5XrOZ5hQ [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://haihin365.blog.fc2.com/tb.php/87-2c7a3d45
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。